趣味&実益?円錐ウキ作り

釣りが趣味なのはご存じの通り・・・。
渓流釣りは半分仕事みたいなものですが、海釣り、特に、磯のクロダイは全く仕事にも関係なく、完全な趣味になっています。
それも地磯オンリー。

ほとんどがウキフカセで釣っています。

クロダイ釣りについて、あんまり詳しくない方に、ちょっとだけご説明を・・。

クロダイ釣りはたくさんの釣り方が存在します。
ウキフカセ・団子・落とし込み・ブッコミ・ルアー等が大きな区分になります。
この区分の中に更に細分されており、ゼロ釣法・1000釣法というような釣り方や紀州釣り・庄内釣りのような地域名を含む釣り方があったりと多種多様な釣り方が存在します。

私がやっているのは、磯フカセ・固定ウキがメインです。

ウキは中通し・円錐ウキを使います。

このウキで良いやつ(世間一般にそういわれている?)は高価(名人のウキだと1個数千円)で、安いウキだと、バランスが気に入らなかったり、錘負荷が適当だったりで使いづらいものが多いようです。
ここ数十年は自分で作ったウキを使っています。
手間を惜しまず作れば、市販の物よりも自分にあったものが安価に作れます。
数年に一度、20個位を集中して作り、その間は使用中のウキを修繕しながら使っています。
今回は、修繕で再塗装しました。

形もいろいろ、色づけは2パターンです。
頭が赤くボディが白いのは、浮くウキです。
書いてある数字(0・B・2B・3B・4B)はオモリの負荷です。
私の場合は、たとえば「4B」ならば、4Bのオモリを付けると、真水でやっと浮かぶのを基準にしています。(オモリは「やわらかくん」基準です。)

全体が黄色のものは「水中ウキ」です。
書いてある数字(-0・-B・-2B)はオモリと同等の重さです。

頭が赤いウキ(通常の中通し円錐ウキ)はとにかくシビアな表示になっています。
表示のオモリ以外に針が付いただけで沈んでしまいます。
ヨリモドシや糸の重さも加わるので、「4B」のウキに「2B」のオモリでハリス・針・ヨリモドシを付けると沈み加減になってしまいます。
いつもの組み合わせだと、ウキ「4B」+ウキ止めゴム管楊枝止め+ヨリモドシ+ハリス1.5号3m+チヌ針1.5号でシブシブで浮く状態にするにはオモリが「B+G3」波の状態で
「B+G5」です。

ここで、又、初心者のためにちょっと解説を。
「B」が2個でだいたい「4B」になります。
「G5」が5個でだいたい「2B」になります。
「G5+G1」でだいたい「B」になります。
非常にわかりにくい表示ですが、慣れれば何とかなります。

ウキ作りはあんまり楽しいものではありませんが、ウキフカセではこれがないと始まりませんので、たくさん作っています。

まあ、実釣では、数個だけしか使わないことが多く、基本的にはただ1個、気に入っているウキの使用頻度が非常に高いですね。

使ってみたい方はご一報を。